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【2019/08/20 04:13 】 |
 台湾ではスマートフォンが急激に普及し始めている。
資訊工業策進会(資策会)の調査によれば、今年第2
四半期の普及率は12.9%で、所有者は300 万人を超え
たとのことである。あわせて2015 年には、普及率が
52.5%に達するという予測も公開されている。また、
iPad(アイパッド)のようなタブレット端末も第2四
半期に普及率が6.5%に達したと発表している。
 スマートフォンが普及すると、消費者はデータ通信
を始める。日本ではフィーチャーフォン(スマートフ
ォンではない携帯電話)の時代から「i-mode」のよう
なプラットフォームを通じて、データ通信を行うこと
が一般化していた。
 一方、台湾では携帯電話事業者が提供するi-mode の
ようなデータ通信サービスは使い勝手がいまひとつで、
ほとんどデータ通信らしきものは行われてこなかった。
データ通信の利用を促進するため、中華電信のような
携帯電話キャリアも定額制パッケージを比較的安価に
提供してきた。
 しかし、スマートフォンがこれほどの普及率になる
と状況が変わってくる。台湾駐在の人でスマートフォ
ンの所有者なら、データ通信中、通信が途切れる経験
を何度もしていないだろうか。携帯電話の通信に関す
るボトルネックは多数ある。例えば、基地局とその裏
側の基幹ネットワークを結ぶバックホールの通信容量
が足りないことで、通信速度が遅くなることがある。
あるいは携帯電話機そのものの処理速度が遅く、通信
速度が遅く感じることもありうる。しかし現在、台湾
でデータ通信中、ブチブチと通信が途切れるのは、主
として無線部分の問題である。周波数の割り当てが十
分ではないため、狭い帯域に多数のトラフィックが押
し込まれ、最悪の場合、通信中に途切れるという状況
が起きている。
 スマートフォンは、従来の携帯電話と比べて膨大な
トラフィックを発生させる。実は音声通話に必要なト
ラフィックは微々たるものである。スマートフォンユ
ーザーに関しては、全トラフィックに占めるデータ通
信に関するトラフィックが90%以上であることが多
い。逆に言えば、スマートフォンユーザーは、従来型
携帯電話ユーザーの10 倍以上のトラフィックを生み
出していることになる。スマートフォンの普及率が
10%に達しただけでも、全体で見れば従来の2倍以上
のトラフィックを処理しなければならない。
 周波数が不足している状況において、トラフィック
処理能力を増やす方法は3つある。周波数を更に割り
当てるか、周波数の利用効率を上げるか、基地局密度
を増やすことで1つの基地局に収容するユーザーを減
らすことである。しかし、台湾では携帯電話の基地局
が発する電波を嫌う人が多いため、これ以上基地局用
地を確保することは困難である。
 現在台湾では第3世代携帯電話(3G)事業者に以
下のように、周波数が割り当てられている。各社35 M
Hzずつである。 
 周波数利用効率を上げるため、HSDPA、HSP
Aなどへの切り替えは都市部を中心に進みつつあり、
3G技術のバージョンアップで、これ以上周波数利用
効率を上げることは容易ではない。周波数利用効率を
上げるためには、第4世代携帯電話技術であるLTE
へシフトするしかない状態だが、当然周波数の空き帯
域はほとんどない。空き帯域を作るには、第2世代携
帯電話(GSM)の周波数のライセンスが切れるのを
待ったり、国防部と使用周波数帯域の交渉をしたりす
る必要があるため、2015 年までにLTE向けに周波数
オークションを実施するのは、かなり難しい情勢にな
っている。
 一方で、07 年に周波数オークションに掛けられたW
iMAXは、以下の表のように大量の帯域を持ってい
る。北部・南部で分けられているが、全体で90 MHz
が割り当てられている。 
 しかし、業者があまり設備投資をしなかったり、南
北で事業者が異なっているため、使い勝手が悪かった
りといった事情で、加入者は今年6月時点でまだ6万
~7万人しかいない。もし予想通り15 年にスマートフ
ォンの普及率が50%になるのであれば、現在の3Gに
割り当てられた周波数帯域だけで、トラフィックを処
理するのは不可能である。現在、あまり使われていな
いWiMAXの周波数帯域をどのように活用するかが
ここ3~4年の間の課題になると見られる。

NNAニュースより
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【2011/08/18 10:18 】 | すったもんだ台湾 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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